複数の宛先への一斉送信はBCCを利用する
メールの宛先(Toやcc)に他者のメールアドレスが見える状態で送られてくるメールを見かける事があります。これは情報漏洩にあたりますので今すぐやめましょう。
- 患者さんへの一斉送信は大きな問題となるケースも(ある疾患をもっているという事は、守られるべき重大な個人情報である)
メールの宛先(Toやcc)に他者のメールアドレスが見える状態で送られてくるメールを見かける事があります。これは情報漏洩にあたりますので今すぐやめましょう。
以下の条件下ではメールを開いた瞬間に感染する可能性がある為、怪しいメールは開かない習慣を付けましょう。
→対策としてメーラーに「テキストで受信する」という設定がある場合は使用する
2005年4月~2017年5月までに公表された医療機関で起きた患者の個人情報漏えい事故(*1)によると、看護職者の起こした主な事故原因は【置き忘れ、紛失】(36.8%)、【不適切な持ち出し等】(27.9%)、【誤送付・誤配布・郵送中の事故】(20.6%)であり、メール送信前に送付先のアドレスを確認する事は、その対策として有効であると考えられます。
そして誤送信はメールアドレスの入力ミスといった単なる不注意ではなく、メーラーの便利な機能が仇となって思わぬ相手に送ってしまうケースが増えています。この情報を持っているのと持っていないのとでは送る前にアドレスに間違いがないかチェックする時の発見率に大きな違いが出ますので、一通り理解をしておくことが大切です。
対策方法として送信前に自分自身で入念に確認をする事は大前提として、
のような事も考えられますが手間がかかったりスピーディーにできなくなる為、機密情報はメールで送らないなどの運用方法も検討しましょう。