画面の自動ロック設定

更新日:2023/3/4

 
 

2005年4月~2017年5月までに公表された医療機関で起きた患者の個人情報漏えい事故(*1)によると、医師の起こした主な事故原因は【不適切な持ち出し等】(50.5%)、【置き忘れ、紛失】(28.6%)、【盗難】(14.8%)となっています。USBメモリなどの情報デバイスだけでなくノートPC自体の盗難・紛失も発生しているため、画面の自動ロック設定を行う事は非常に有効であると考えられます。パスワードを設定していても、ロックをかけてなければ、鍵はあっても鍵をかけていない状態なので、必ず自動ロック設定をするようにしましょう。
 
 ただし、自動ロックを設定していてもパスワード自体が簡単に予測されるようなものでは簡単に開けられてしまいます。覚えやすい、入力しやすいなど予測しやすいパスワードを設定してしまっている方は(こちら→)をご覧ください。
 

それでは自動ロック(オートロック)の設定方法について説明いたします。

  • ロックしていない状態で紛失もしくは離席した場合でも一定時間、操作がないと自動で画面をロックする設定にする
    • 自動ロックの設定方法は以下のキーワードで検索
    • 「(携帯やパソコンの名称) 自動ロック 設定」
       


 

  • 紛失や離席中に情報を抜き取られないようにパスワードロック(画面を閉じる、ログアウト状態にする)をこまめにする
    • 一般的にはノートPCの画面を閉じるとスリープの状態になり、パスワードを設定している場合はロックされた状態(パスワードを入力しないと使えない)になるが、その設定になっていない場合は設定を変更する
    • ※メーカーなどによって動作は異なるので要確認

関連情報

  • 動的ロック
    • WindowsPCから自分が離れた時に自動的にロックする機能。Bluetooth端末を設定する事が可能で、スマートフォンが便利

 

 

この記事を読んで理解できましたか?
既読情報が送信されました。

CYBER SECURITY CENTRE をもっと便利に活用しませんか?

  • チェックリストでセキュリティーに対する理解度の状況把握ができます。
  • 週に一度、解説ページをひと項目ずつ送信し、その閲覧履歴の管理ができます。
  • ※共にメールアドレスの登録が必要です。

 
質問やご意見をお気軽にお寄せください。
運営会社:ブルージラフ株式会社

パスワードロック設定

更新日:2023/3/4

 
 

 2005年4月~2017年5月までに公表された医療機関で起きた患者の個人情報漏えい事故(*1)によると、医師の起こした主な事故原因は【不適切な持ち出し等】(50.5%)、【置き忘れ、紛失】(28.6%)、【盗難】(14.8%)であり、看護職者では【置き忘れ、紛失】(36.8%)、【不適切な持ち出し等】(27.9%)、【誤送付・誤配布・郵送中の事故】(20.6%)となっています。
 その為、パスワードを設定することはその対策として非常に有効であると考えられます。PCを紛失しても、パスワードをかけておくことで簡単に情報が漏洩する事を防ぐ事が出来ます。
 
 ただし、パスワードを設定していてもロックをかけていない状態で放置、紛失してしまうと、せっかくパスワードを設定していても機能しません。そのようなことにならないようにオートロック機能も一緒に使いましょう。この機能については(こちら→)をご覧ください。
 

  • 2021年度の「もっとも使われた危険なパスワード」です。このようなパスワードを設定している人は今すぐ変更しましょう。
  •  

  • 安全なパスワードの作り方
  •  

  • パスワードの設定方法は以下のキーワードで検索
  • 「(携帯やパソコンの名称) パスワード 設定」
    (例)「iphone パスワード 設定」「windows パスワード 設定」「MAC パスワード 設定」
     

  • 他人に知られる可能性のある情報をパスワードに設定することは、やめましょう。
    • 子供の生年月日、ペットの名前、好きなロックバンドの名前もSNSやブログなどから予測されるケースがある

     


     

    関連情報

     

    セキュリティ強化策:多要素認証
    • ID/パスワードでの認証に加えて、所有要素(スマホなど)や生体要素(顔・指紋など)での認証も行う為、セキュリティが強化される
    • 新しいデバイスでのサインイン時や、パスワードを忘れた場合のアカウント復旧時に使用される

     


     

    便利な生体認証
    • 利用者にとって体の一部である為、覚えておく必要がない、常に持ち歩いているのと同じなので利便性が高い、安易なパスワードのように簡単に破られることがないなど、メリットの多い認証方式と言えるでしょう。
      • 指紋認証:怪我や冬場の乾燥で認証に失敗する事があるので失敗した際に必要なパスワードはしっかり控えておく必要がある
      • 顔認証:技術が古いと写真や動画で開けられてしまう場合もあるので注意が必要

     

    パスワードなしのサインイン

     

    パスワードを解読するプログラム「総当たり:ブルートフォースアタック」

     

     

    この記事を読んで理解できましたか?
    既読情報が送信されました。

    CYBER SECURITY CENTRE をもっと便利に活用しませんか?

    • チェックリストでセキュリティーに対する理解度の状況把握ができます。
    • 週に一度、解説ページをひと項目ずつ送信し、その閲覧履歴の管理ができます。
    • ※共にメールアドレスの登録が必要です。

     
    質問やご意見をお気軽にお寄せください。
    運営会社:ブルージラフ株式会社

    1. Pages:
    2. 1
    3. ...
    4. 7
    5. 8
    6. 9
    7. 10
    8. 11
    9. 12
    10. 13
    11. 14
    BACK TO TOP