SDカードやUSBメモリ(外部メモリ)のウイルスチェック

更新日:2023/4/3

 
 

  • 感染経路1:SDカードがスマホで感染した可能性
  • 感染経路2:SDカード(USBメモリ)がPCで感染した可能性

 

どちらの場合でも、SDカード(USBメモリ)の感染を確認する際にはPCでチェックすることがお勧めです。ウイルスチェックをPCで行うと、効率性、網羅性、セキュリティの面で利点があります。
 

  • 効率性:PC用アンチウイルスソフトは、スマホアプリより高性能で、スキャン速度と検出率が向上します。
  • 網羅性:PC用アンチウイルスソフトは、多種類のウイルスに対応し、スマホアプリより幅広く検出できます。
  • セキュリティ:PCでウイルスチェックをすることで、感染SDカードをスマホに挿入するリスクを避け、スマホ感染の可能性を低減できます。

 

感染確認手順としては、まず外部メモリの自動実行を無効に設定しましょう。自動実行が有効な場合、操作せずともPCが感染する可能性があります(ウイルス以外に、外部メモリ挿入時に自動実行されるファイル(autorun.inf)をコピーするタイプのウイルスが存在します)。
 

ちなみにUSBメモリやSDカード(外部メモリ)において、紛失、盗難は患者情報漏洩事故の主な原因の一つとなっています。そのため、外部メモリを暗号化する事は非常に有効であると考えられます。暗号化については(こちら→)をご覧ください。
 

対策の2Step

Step1. 自動実行されない設定に変更する

  • 自動再生を無効にする設定方法は、以下のキーワードで検索
  • 「OS名(バージョン) USB オートラン 無効」「OS名(バージョン) SDカード オートラン 無効」
    例「windows(バージョン) USB オートラン 無効」「Mac SDカード オートラン 無効」

Step2. 他の端末で使用した外部メモリを使う際はウイルススキャンを実行する

  • 外部メモリをウイルススキャンする方法:パソコンの場合はエクスプローラーでスキャンしたい外部メモリを右クリックすると「〇〇でスキャンする」といった項目が出てくるケースが多い。Windows10であれば「Microsoft Defenderでスキャンする」というものが出る
  • 外部メモリをウイルススキャンする為の詳細方法は、以下のキーワードで検索
  • 「OS名(バージョン) USB ウイルススキャン」「OS名(バージョン) SDカード ウイルススキャン」
    例「windows(バージョン) USB ウイルススキャン」「Mac SDカード ウイルススキャン」

ウイルス情報

 

関連情報

 

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所在不明のソフトウェアをインストールしない

更新日:2022/12/08

 
 

所在不明のソフトウェアにはウイルスや不正プログラムが埋め込まれている場合があり、インストールしてしまうと以下のような不具合が発生します。

  • 情報を抜き取られ漏洩する
  • パソコンの動作が遅くなる
  • ファイルを破壊される
  • パソコンが動かなくなる
  • 海外のプロバイダーに接続され料金を請求される

 


 

基本的にはインストールしないのが鉄則です。どうしてもインストールする必要がある場合には、インストールする前に開発元/ダウンロード元が安全か、必ず詳しい人に相談しましょう。

  • 大手企業の提供する安全なフリーソフトの例)
  • AdobeのPDFリーダー、SONYのNeural Network Consoleなど

ウイルス情報

  • ありとあらゆるウイルスに感染してしまう非常にリスクの高い行為

 

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画面の自動ロック設定

更新日:2023/3/4

 
 

2005年4月~2017年5月までに公表された医療機関で起きた患者の個人情報漏えい事故(*1)によると、医師の起こした主な事故原因は【不適切な持ち出し等】(50.5%)、【置き忘れ、紛失】(28.6%)、【盗難】(14.8%)となっています。USBメモリなどの情報デバイスだけでなくノートPC自体の盗難・紛失も発生しているため、画面の自動ロック設定を行う事は非常に有効であると考えられます。パスワードを設定していても、ロックをかけてなければ、鍵はあっても鍵をかけていない状態なので、必ず自動ロック設定をするようにしましょう。
 
 ただし、自動ロックを設定していてもパスワード自体が簡単に予測されるようなものでは簡単に開けられてしまいます。覚えやすい、入力しやすいなど予測しやすいパスワードを設定してしまっている方は(こちら→)をご覧ください。
 

それでは自動ロック(オートロック)の設定方法について説明いたします。

  • ロックしていない状態で紛失もしくは離席した場合でも一定時間、操作がないと自動で画面をロックする設定にする
    • 自動ロックの設定方法は以下のキーワードで検索
    • 「(携帯やパソコンの名称) 自動ロック 設定」
       


 

  • 紛失や離席中に情報を抜き取られないようにパスワードロック(画面を閉じる、ログアウト状態にする)をこまめにする
    • 一般的にはノートPCの画面を閉じるとスリープの状態になり、パスワードを設定している場合はロックされた状態(パスワードを入力しないと使えない)になるが、その設定になっていない場合は設定を変更する
    • ※メーカーなどによって動作は異なるので要確認

関連情報

  • 動的ロック
    • WindowsPCから自分が離れた時に自動的にロックする機能。Bluetooth端末を設定する事が可能で、スマートフォンが便利

 

 

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